かつて「大食い番組」でフードファイターとして注目を浴びていた、ジャイアント白田さん。
本名は「白田信幸」さんといい、現在は飲食店経営を中心として多忙な毎日をおくっています。
見事な食べっぷりとインパクトのあるキャラで人気を博していた白田さんですが…。
最近「食べられなくなった」「病気では?」という多くの声があがっています。
そこで、ジャイアント白田さんの噂の真相と大食いの危険性について調べてみました。
ジャイアント白田の病気説・死亡説はデマだった
かつてフードファイターとして注目されていた白田さん。
そんな白田さんに「病気」や「急死」などの噂が出て、別の形で注目されるようになりました。
結局、この噂はデマということが分かりました。
メディアの露出が無い時期があったり、ダウンタウンの番組での少食っぷりなどから、そんな憶測が生まれたようです。
4月11日に放送された『水曜日のダウンタウン~こち亀検証SP~』の白田さんの様子でも、視聴者から心配の声をあがり、噂の根拠のひとつとなったようです。
白田さんはフードファイターのロシアン佐藤さん・菅原初代さんとチームを組み、駄菓子屋で10万円分の駄菓子を食べることにチャレンジ。
結局最後まで、瘦せた印象を受ける白田さんは特に活躍することはありませんでした。
「今回も白田は全然食っていなかった」とナレーションされるほどだったのです。
視聴者からは
- 「白田の痩せ方ヤバくない?」
- 「食べないことよりもゲッソリしていたことが気になる」
- 「白田はいつの間にこんなガリガリになったんだ」
- 「病気かと思うほどやつれてる…」
など、白田さんが何かの病気では?と囁かれました。
しかし、白田さんは「体調はすこぶる良い」と発言しています。
白田さんは「巨人症」ではないかと囁かれた事もありました。
※巨人症とは?
成長ホルモンが過剰に分泌され発症する病気。
特有な顔や体型になる。(身長や顔が極端に大きくなるなど)
しかし白田さんの場合は確固たる根拠はなく、ただの噂と思われます。
ジャイアント白田の現在は串カツ屋の経営者
ジャイアント白田さんは現在、実業家として飲食店を経営しています。
- 2007年 フードファイター引退
- 2008年~2009年3月 うどん屋「しろたや」オープン(期間限定)
- 2009年「串カツしろたや」大阪・道頓堀にオープン
- 2015年「串カツしろたや大井町店」オープン
白田さんは2002年に調理師免許取得のため辻調理師専門学校に入学しています。(2003年3月卒業)
フードファイター時代に貯金した中から3000万円を出し、お店を開店しました。
フードファイターで、どんだけ~!稼いだのでしょうね?
貯金通帳をのぞいてみたい…。
なんでも、全盛期の年収は2,000万円~3,000万円ほどあったとか!
引退後もバラエティ番組やイベントなどで活動する、大食いタレントという顔ももっています。
しかし、芸能事務所に所属しないフリーランス。
「大食いタレントなのか、素人なのか微妙な立場である」と公式ブログで明かしています。
「水曜日のダウンタウン」で食べられないジャイアント白田に非難の声が続出!
2018年6月20日放送の「水曜日のダウンタウン」に出演。
この放送でジャイアント白田さんに視聴者から非難の声が殺到する出来事が起こりました。
それは「テレビに食べ物が映ったら同じもの食わなきゃいけない生活、フードファイターなら24時間ギリ達成出来る説」という企画での出来事でした。
過酷な企画とはいえ完食品数は出演者の中で最低だった
地上波6局で早朝4時~翌日の早朝4時までの24時間の間に放送された番組に登場した食べ物と同じメニュー、同じ量を食べないといけないという過酷なものでした。
白田さんと番組でおなじみのフードファイターが1人1局を担当。
残り2局をプロレスラーチーム・芸人チームがそれぞれ受け持って、地上波6局の完全制覇を挑むことに。
白田さんはフジテレビを担当しましたが…。
なんと!出演者の中で一番少ない16品(食べ物9品、飲み物7品)のみしか完食出来ませんでした。
ジャイアント白田のやる気のない姿にダウンタウンや視聴者から不満の声が…
他の出演者が真剣に企画に挑む中…。
白田さんは待機中にタバコを吸うシーンがやたら多いうえに、その時の煙草を吸った本数が17本だったという事で完食した16品を上回っていました。
「煙草の方が多いやん!」と日本中からツッコまれる状況となったのです。
ウトウトしてしまうシーンもあり、そのVTRをスタジオで見ていたダウンタウンの浜田雅功さんは…。
- 「こいつ、ほんまタチ悪いな。なんなんこいつ」
- 「何してんの、コイツ? 腹立つわ~」
と啞然。
また、松本人志さんも「問題は白田ですよ。2年ぐらい前から『アイツを干せ』と言っているんですけど…」と、きっつ~いツッコミを入れていました。
もしかしたら、きついツッコミを入れて笑いを誘う事で、松本さんは白田さんをフォローしていたのかもしれませんね。
白田さんの頑張る姿勢が見えない態度に、視聴者は不快感をあらわにしたのです。
視聴者からの多くの非難の声の中、温かい声もあった
食べられない白田さんに視聴者から、このような非難の声がありました。
出典元:Twitter
しかし、白田さんに対し肯定的な声もあります。
全盛期の活躍を未だリスペクトしていたり、白田さんの選んだ道に賛同したり、人柄自体に好感を持っている人たちもいるのですね♪
アスリートとして励んだ現役時代・本当の夢は飲食店経営だった
白田さんは、その身長195cmという長身から「ジャイアント白田」と呼ばれ「大食い魔神」という異名もありました。
しかし決して、ただの大食いだったという訳ではなく、その食べっぷりはトレーニングを重ねた努力の賜物だったのです。
フードファイターはアスリート!大会前のトレーニングは超過酷!
白田さんはフードファイターとしてバリバリだった頃、常に胃袋を鍛えていました。
フードファイトを正式に競技化しようと「Food Fighter Association(FFA)」という任意団体の設立に携わった、ひとりでもあります。
大食いをスポーツとして本気で取り組んでいたのですね。
大食い大会出場の際には、大会前から食べる量を少しずつ増やしていきます。
白田さん曰く、最低でも3カ月はトレーニングが必要とのこと。
トレーニングが一日仕事になり、他のやりたい事が出来る状況ではありませんでした。
胃袋は通常6㎏しか入らないと言われています。
しかし、白田さんはなんと!13㎏くらい入るように毎日鍛えていたそう。
もはや白田さんの胃袋は、ドラえもんの4次元ポケット状態!
なんぼでも、入りまっせ~♪何でも、入りまっせ~♪
そう言えば、ある日空を見上げた時にタケコプターで飛んでる白田さんを見たことがありましたっけ…。
すみません…嘘です…。
個人の妄想は置いときまして…やがて飲食店開業にあたり多忙となった白田さん。
大食い大会の準備時間を確保出来なくなり、出場継続が難しくなっていきました。
現在のジャイアント白田は大食いする気なし!食べられないポンコツキャラでTV出演
もともと30歳までに自分の店を持ちたいとず~っと考えていた白田さん。
しかし「タレントが店を出した」みたいな感じで言われることもあるようです。
そもそも白田さんは決してフードファイターや、ましてはタレントを目指していたわけではなく、有名になりたい欲求もなかったとのこと。
そして引退には、テレビ番組の制作側の姿勢に疑問を感じていた事も関係していたようです。
それに加え、以前行っていた胃袋を鍛えるトレーニング自体もキツくなり、フードファイター引退となりました。
この事から、引退後に食べられなくなったのは当然と言えるのではないでしょうか。
白田さんは「今は少食」と、あるインタビューで答えています。
「どれだけ現金を積まれても全盛期のように大食いは出来ません」と…。
現在は量食べる仕事は、ほぼほぼ断っているとのこと。
「水曜日のダウンタウン」も、白田さんは「僕が食べられない前提で呼ばれてる」と、自らポンコツキャラが立ち位置だと思っているようです。
飲食店を開くという夢を叶えた白田さん。
全盛期のフードファイターの自分に未練は無いようですね。
潔さを感じますね…白田さん♪かっこいいぞ!
死亡事故と病気のリスクがある大食いは危険!
白田さんが病気ではなかったと安心したところで…大切なお話をさせてください!
バラエティ番組で大食いを競うシーンをよく目にしますが、これは大きな危険があることを忘れてはいけません。
中学生の早食い競争から死亡事故発生・大食い番組は自粛を決行
実際、大食いの真似をしての事故も起きています。
2002年、愛知県で中学生が給食の時間に早食いを競い、喉に食物を詰まらせて死亡する事故が発生!
この事故から、大食いテレビ番組や早食い・大食い大会の開催が自粛されました。
白田さんらが立ち上げたFFAも自然消滅となりました。
また、大食いに慣れていると思われる活躍中のフードファイターでさえ、危険な目にあっています。
世界で後が絶たない大食い大会での死亡事故
アメリカでも度々大食いコンテストが開催され、ホットドッグの大食いなど皆さんも一度はテレビで見かけた事があるでしょう。
アメリカ各地で開かれる大食いコンテストで、参加者の死亡が後を絶ちません。
ドーナツ・パンケーキ・タコスなどの大食いコンテストで参加者が喉を詰まらせて死亡しているのです。
大食いは事故だけでなく多くの病気のリスクもあり!
大食い、早食いは食べ物を喉に詰まらせるという危険だけでなく、長期的に見て病気を発症する可能性もあります。
- 消化不良になりやすい→食道がん
- カロリー・塩分・飽和脂肪酸の大量摂取→心臓病・高血圧・体重増加
早食いのプロともなると胃を完全に空にできなくなる、胃不全マヒのリスクも高まります。
あまりにも多くのリスクがある事が分かりますよね。
大食いは決して真似をしてはいけない危険な行為
大食い・早食いは、テレビ番組の影響を強く受けている事は明らか。
テレビ東京の「大食い王決定戦」のサイト中の大食い選手の募集にあたっては、こんな記載が…。
番組側は事故を起こさぬよう、かなり慎重になっているようです。
何かあってからでは遅いですからね。
しかし、いくら慎重になっても危険と隣り合わせな事には変わりありません。
ノリで大食いするなんて、とんでもない事です。
私は、今は亡きおばあちゃんから「大食い・早食いはするな」と言われ、約束をずっと守っていますよ~。
わんこそば屋に一度行きましたが、それぐらいはおばちゃんも許してくれている…はず…。
(ちなみに77杯、食べました)
テレビで活躍している人たちは特別な人たちだと思って、自分とラインを引いて視聴しましょう。
まとめ
ジャイアント白田さんの食べられない理由や病気説をまとめますね。
- 過酷なトレーニングをしなくなったから(身体的にも時間的にもキツクなってきた)
- そもそも目標はフードファイターでなく飲食店経営だったから
- テレビ番組制作側の姿勢に疑問を感じていたから
- 病気説はデマだった
- 「水曜日のダウンタウン」では食べられないポンコツキャラを前提に出ている
- 現在は大食いする気が全くない
白田さんが病気でないと分かり安心しましたね♪
全盛期の白田さんと比較して否定的な意見もありますが、白田さんは自分の生き方に素直な方なのではないでしょうか?
白田さんが“食べられない”事を番組側も承知の上で呼んでいるようですし…。
「食べられなくなった」というより「食べなくなった」と言った方が良いのかもしれませんね。
白田さんの夢の結晶の大切なお店が、これからも繫盛しますように♪