永遠の輝けるポップスターと言われているマイケル・ジャクソンさん。
生前、数々のヒット曲を生み出し、名前や曲を一度でも耳にした方も多いはずです。
50歳で亡くなっていますが、彼が生み出した多くの曲はいまだに使用されるほどです。
出典元:モデルプレス
そんなマイケルジャクソンさんに整形疑惑があるのをご存知でしょうか。
実はマイケルジャクソンさんは事故で鼻を整形し、あごを意図的にケツアゴにしています。
そこで今回は
・時系列で顔の変化の比較
・整形箇所
・整形した理由
などを美容整形に携わっていた著者の目線から、写真で比較しながら検証していきます。
マイケルジャクソンの昔からの顔の変化を時系列で徹底検証
マイケルジャクソンさんの関係者からは整形中毒などと言われていたようですが、まずは時系列で顔の変化を見ていきましょう。
10代
こちらは14歳頃のマイケルジャクソンさんです。
マイケルジャクソンさんはルーツがアメリカ系の為、掘りが深い顔をしています。
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幼い頃はアフロヘアが特徴的で、元々くせ毛だったようです。
10代の頃の写真はモノクロが多く、時代を物語っています。
つづいて下の画像は18歳頃で、すっきりとした輪郭とあご、広めの二重幅が確認できますね。
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こちらは10代の頃の画像なので、生まれつきの特徴と言えるでしょう。
20代
マイケルジャクソンさんの顔の特徴として「目・鼻・輪郭」が上げられます。
目と輪郭は先ほどの項目で解説済ですが、鼻先は丸くなっており、丸みは日本人のような感じです。
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実はマイケルジャクソンさんは20代前半の頃にステージの床に鼻をぶつけて骨折する怪我を負っています。
この事故で鼻が曲がってしまったようで、手術で治したようですが、この事故をきっかけに整形中毒になったのでは?という仮説があります。
下は25歳頃の画像です。
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鼻は修正済のようですが、その後撮影で頭部に火傷を負い、治療していたそうです。
鼻の怪我の後は火傷なんて踏んだり蹴ったりでさぞ大変だったでしょう。
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マイケルジャクソンさんが鼻の怪我をしたのは1979年頃で、その頃はアメリカ国内での整形は珍しいことではなかったようです。
30代
30歳頃のマイケルジャクソンさんです。
この頃から肌が白くなり、のちに病気であったことが判明しています。
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「僕はアフリカン・アメリカンである事に誇りを持っている」と語っており、年々白くなる自分の肌に悩んでいたそうです。
この肌が白くなっていく病気も整形中毒なんて言われてしまった要因でしょう。
そして鼻先に注目してみると、上向きのツンとした鼻に変わっていますね。
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髪型の印象も変わり「マイケルジャクソンは何歳になってもセクシー!」なんて言われていました。
下の画像は35歳のマイケルジャクソンさんで、結婚を発表した時のものです。
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その後37歳で離婚、38歳で別の女性と結婚、40歳でまた離婚を繰り返しています。
マイケルジャクソンさんのような世界的アーティストの心をつなぎ留めておくのは非常に大変そうです。
40代
下の画像は43歳頃のマイケルジャクソンさんですが、肌が白すぎて洋服と同化しています。
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肌の色は完全に白くなり、鼻先も上を向き、あごが割れているのが確認できます。
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このあごの割れについて最初は否定していたようですが「大人びて見える、成熟して見えるから」と整形を認めています。
海外でのケツアゴは美男美女の証であったりセクシーな印象を与えるようです。
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10代からまとめてみるとこんな感じです。
出典元:Yahoo!画像検索
肌の色が変わった印象が大きいと思いますが、鼻とあごについては一目で分かりますね。
マイケルジャクソンの整形箇所を顔のパーツ毎に検証!
それではマイケルジャクソンさんの整形疑惑について検証していきたいと思います。
鼻とあごは本人が認めていますが、それ以外にも目と輪郭の変化を追っていきます。
目
まずは目元ですが、目に関しては恐らく整形はしていないでしょう。
幼い頃からパッチリ二重で、食い込みが強めの二重をしています。
出典元:Yahoo!画像検索
生まれつきの目元そのままで生涯を送ったと考えられます。
鼻
鼻に関しては整形済で、事故で鼻を骨折してしまったことが原因と言われています。
おそらく事故で曲がった鼻を治すための再建手術のようなものだったのでしょう。
鼻の整形については本人が「覚えているだけで2回」と語っているので、回数を重ねたようですね。
1回目は1979年のマイケルジャクソンさんが21歳の頃に行われています。
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写真を比べると鼻筋が通り、小鼻が小さくなりましたね。
「プロテーゼ」あたりで鼻筋を修正した可能性があります。
その後いつ手術をしたか不明ですが、20代と40代を比べてみると明らかに変わっています。
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恐らく鼻自体の骨格を変えるような手術をしていると思われます。
「鼻尖形成」「鼻中隔延長」あたりは組み合わせて、鼻先には自分の軟骨を使用していそうですね。
出典元:宮益坂クリニック
マイケルジャクソンさんの鼻は手術の傷跡が目立つようにも見えますが、本人は鼻に満足していたようです。
出典元:ライブドアニュース
日本ではなるべく傷跡が目立たないようにしますが、整形に対して寛容なアメリカでは傷跡を気にしないとも言われているそうです。
あご
マイケルジャクソンさんはアゴが割れており、俗に言う「ケツアゴ」です。
これは先天的と後天的に分けられることがあり、先天的なものは遺伝が関係していたりしますが、後天的なものだとあごのオトガイ筋という筋肉を鍛えすぎてしまってケツアゴになってしまう可能性があるそうです。
出典元:Yahoo!画像検索
マイケルジャクソンさんのあごはかなり割れているようなので、美容整形で物理的にあごを割った可能性があります。
あごの手術についてもインタビューで「大人びて見える、成熟して見えるから」と語っています。
どんな手術をしたのか不明ですが、亀裂を入れたプロテーゼを仕込んだか、脂肪注入かヒアルロン酸あたりでしょうか。
出典元:タイデスエナガクリニック
永久的なものを考えるとプロテーゼあたりが妥当だと思います。
アメリカではケツアゴは歓迎されるらしく、あえてケツアゴになるように整形していそうです。
日本の場合だと、ケツアゴを普通のあごにする方法が主流ですが、アメリカだと逆なので文化の違いですね。
輪郭
マイケルジャクソンさんの輪郭は特徴的で、ほほがすごくへこんでいるイメージですよね。
出典元:Yahoo!画像検索
輪郭に関しては脂肪吸引やバッカルファットの失敗とまでも言われています。
これに関しては痩せた印象が大きいと思っています。
輪郭が変わった頃のマイケルジャクソンさんは相当絞った身体つきをしており筋肉バキバキです。
出典元:ファンポップ
脂肪がなくなると頬はへこみますから、身体を鍛えすぎた結果なのかもしれません。
マイケルジャクソンは本当に整形中毒だったのか
マイケルジャクソンさんの整形については、本人の発言も含め様々な憶測が飛んでいます。
本人は
「覚えているだけで2回」
「言われている程整形はしていない」
「整形に関して特に意見はないよ。本人が幸せであれば問題ないことだよ。ハリウッドでは皆がしている事なのに、僕だけが整形していると言われるのはフェアじゃない」
引用元:ウィキペディア
と語っていいます。
出典元:NMEJAPAN
この「覚えているだけ」というのは、仮にプチ整形のようなものはカウントしていないか、何度も整形していることを隠蔽するための発言でしょうか。
この発言を見ると、マイケルジャクソンさんは整形肯定派のようですね。
マイケルジャクソンさんの母親は
「一度顔をいじると、くせになって止められなくなる人が多いと聞いていたのですが、マイケルもその一人でした」
「死に物狂いで止めさせようとしましたが、息子は聞く耳を持ちませんでした」
引用元:ムービーウォーカープレス
などと、息子が整形に手を出してとめられなくなった様子を明かしています。
出典元:マイナビニュース
この発言が事実ならマイケルジャクソンさんは周りからの忠告が耳に入らないぐらい、整形にのめりこんでいたのでしょう。
マイケルジャクソンさんと親交のあった指導者からは
「マイケルに美容整形を止めるよう忠告したがマイケルは聞き入れなかった、マイケルは私の忠告を疎ましく感じていたようだ」
引用元:ウィキペディア
と語られており、家族以外にも美容整形をやめるように忠告されていたことが分かります。
かなり多くの人から整形を止められていたようですね。
マイケルジャクソンさん肌の治療を担当していた医師からは
「彼は私の所に来る前から何度か整形していた。自分の顔を芸術作品だと思っていた」
引用元:ウィキペディア
と自分の顔を芸術と評価するあたり、だいぶ引き返せないところまで来てしまっていたようです。
出典元:Yahoo!画像検索
これにはマイケルジャクソンさんの顔を終わりなく整形し続けた医師達にも責任があるようですね。
ただ、自分の為ではなくファンにいい顔を見せたいという思いがあったようなので、本心ではファンの為だったのでしょう。
整形理由は過去のトラウマからの脱却か
マイケルジャクソンさんが整形をしたきっかけは1979年にステージの床に鼻をぶつけ骨折した事故がきっかけです。
また、CM撮影中に頭にひどい火傷を負ってしまう事故があり、その治療では皮膚の再生治療が行われたそうです。
出典元:セルバンク
マイケルジャクソンさんが行った整形は火傷の事故のあとで頻繁になっていることから、単なる事故が整形への興味を引き立てたのでしょうか。
再生治療を美容医療に応用しているメニューは多くあるため、より若返るための手段だったのかもしれません。
上記の理由はきっかけの一つに過ぎず、整形をした理由として2つ考えられます。
父親からの虐待
鼻の整形に関しては父親の罵倒が理由と言われています。
下の画像はジョー・ジャクソンさん(マイケルジャクソンさんの父)とマイケルジャクソンさんが並んでいるときのものです。
出典元:ELLE
父親から「なんだそのでかい鼻は。俺の家系(遺伝子)からではない」「お前は醜い」などと散々言われ、鏡を見たくなかったと語っていたことがあります。
これに関しては父親も認めており、マイケルジャクソンさんとその兄弟へ身体的・精神的暴力を与えていたことを明らかにしました。
また、この父親からの罵倒が原因となり、マイケルジャクソンさんが醜形恐怖症(しゅうけいきょうふしょう)だったと述べる医師もいます。
醜形恐怖症とは「自分の身体が醜い、魅力がなく辛い、そういう思いがずっとつきまとい苦しんでいる状態」を指します。
出典元:いらすとや
醜形恐怖症だと美容整形に助けを求める人もいますからね。
整形は自身のコンプレックスの改善目的が理由であることが多いため、父親の言葉から劣等感を抱き整形に走ったのでしょう。
ファンと身近で接する為
もう一つの理由としてファンの為だったことが上げられると思います。
出典元:Yahoo!画像検索
前述の通り、マイケルジャクソンさんは父親から虐待を受けており、普段の服装などは無頓着だったようです。
ただ人前に出るときの容姿については強いこだわりを持っていたそうです。
20年間マイケルジャクソンさんの皮膚担当医だった医師は
「ロンドン公演でファンに良い顔を見せたいと修復を急いでいた」
「彼はファンと身近で接することを望んでいた。彼ほどファンを愛していた人はいない」
等と語っていることから、人前に出るときの容姿には気を遣っていたことが伺えます。
マイケルジャクソンさんはファンを愛していたと共にファンの前におかしな姿を晒したくないという思いから整形したのかもしれません。
まとめ
マイケルジャクソンさんは鼻とあごを整形していることが分かりました。
本人が認めていることから、有名人が自ら整形を告白するのはさすが美容大国出身といった感じですね。
アメリカは世界一の美容外科先進国なので、日本と比べるとかなりオープンにしている印象です。
整形に至った理由は虐待という悲しいものでしたが、実はファンの為でもあったと思われます。
出典元:CAPA CAMERA WEB
彼の遺した曲たちはこれからも世界で愛され続けるでしょう。