テレビや映画で今注目の俳優、若葉竜也さん。今めっちゃ活躍されていますよね。
そんな若葉竜也さん、子役時代からすごい経歴の持ち主なんです。
大衆演劇一家に生まれ、1歳から舞台に立つ毎日。9歳の頃には大河ドラマに出演。
出典:with digital
経歴も華々しく、演技力もすごいと話題なのに、実は役者になりたくなかったそうです。
今回はそんな若葉竜也さんの子役時代の過ごし方や出演作品について調べました。
どんなドラマに出ていたのか、その評価なども余すことなくお伝えします!
若葉竜也は大衆演劇一家出身!幼少期から過酷な稽古
先に書いたのですが、若葉竜也さんの実家は、大衆演劇を家業としており、幼いころから演技に触れていました。
その為、なんと初舞台は1歳3カ月!
そこらへんの子役とは、キャリアが違いますね‥‥w
「若葉劇団」の三男として生まれた若葉竜也さんは、長男、次男と共に「チビ玉三兄弟」として脚光を浴びます。
11歳の長男、9歳の次男とともに4歳の若葉さんで結成されたチビ玉三兄弟は、女型で有名な坂東玉三郎にあやかり名付けられました。
ちなみに大衆演劇とは、下町の演劇や温泉の地方舞台を中心として、一年中演劇をしている一座のこと。
とにかく芝居一色の人生だったようです。
父親の厳しい指導のなか、反発を覚えながらも、生活の一部として当たり前のように芝居の練習を続けました。
フジテレビ系ドキュメンタリー番組で「頑張れ!チビ玉三兄弟」として取り上げられ、一躍全国区の人気者になったんです
放送時期は1994年~1999年と長く、密着取材が嫌いだったと語る若葉竜也さん。
子どもの健気に頑張る姿は見ていてほっこりしますが、子ども本人からしたら失敗する姿は見られたくないですもんね~。
親に怒られて泣いている時にカメラが寄ってきたらムカつくけど、拒否もできないですしね。
そんなチビ玉三兄弟は、なんと視聴率30%の大人気番組だったため、公演はいつも満員御礼!
全国を旅しながら公演をするので、学校も1カ月で転校して友達ができなかったんだとか。
好奇な目で見られることも多く、めんどくさいなと感じていた若葉竜也さん。
1歳から活躍しているだけあって、だいぶ生意気な少年だったんですね~。
そんな生活が当たり前だった若葉さんは小3くらいまで、周りのみんなが演技をしていると思っていたそうですよ。
自分の育ちが特殊だと気づいてから、以降の将来の夢は「役者以外」。
男の子って、そういうとこありますよね‥‥w
しかし、次男の市之丞さん(現在ダンサー)が当時のスケジュールを振り返って記載されていましたが、想像を絶する生活だったようです。
- 7:30起床
- 8:00小学校へ
- 10:20早退
- 11:00メイク
- 12:00〜15:00本番
- 15:30お昼ご飯(5分で食べ終わって稽古へ)
- 16:00メイク
- 17:00〜20:00本番
- 20:30〜22:00翌日の芝居の稽古
- 22:30〜踊りの稽古
- 23:30稽古の録音を聞き台詞をノートに書く
- 24:00台詞を覚える
~ - 3:30楽屋で雑魚寝で就寝
睡眠時間は4時間ほど。大人でもこんな生活していたら精神を病んでしまうかもしれませんよね。
ちなみに演目は毎日変わり、本番終わりに翌日の演目を完璧に覚えないといけない生活。
プレッシャーが半端ないです‥‥!!
両親と5人の子ども全員で舞台に立っていた若葉劇団ですが、1997年、若葉さんが9歳の頃に両親が離婚します。
一家で大衆演劇を営んでいたのに離婚してどうなるんだ!?と思ったのですが、兄弟たちは離婚後も大衆演劇は続けています。
離婚後数年経っても楽しくない大衆演劇を続けていたのは、離婚の条件だったんでしょうか‥‥。
しかし、離婚前と大きく変わったのは、大衆演劇に加えてテレビドラマにも出演するようになったことです!
次からは若葉竜也さんの出演作を見ていきましょう!
9歳:大河ドラマ「徳川慶喜」
面影ある~~!
しかしこの頃は全然演技が好きじゃなかった若葉さん。
やらされているとはいえ、幼いころからの鍛錬が、顔立ちや風格にも出ている気がします。
13歳:テレビ朝日「菊次郎とさき」
2003年、「菊次郎とさき」にて、民放連続ドラマに初出演!
ビートたけしさんの小説を原作とした作品で平均視聴率12%ですが、その後もシリーズが続く人気作品です。
若葉さんはビートたけし(北野武)のお兄さん、北野大役を演じました。
北野大さん自身もタレントとして活動されており、ビートたけしさんとも仲が良いそうですよ。
13歳の頃の若葉さんの写真はこちら。
成長して男らしさが増している気がします。
この時も大衆演劇を続けており、ドラマ出演に大衆演劇、13歳ですから学業と多忙だったんでしょうね‥‥。
オフショットでは可愛い笑顔を見せて和ませてくれています!
ハセガワケイスケの同名小説が原作となる、死神と人間の交流を描いたファンタジードラマです。
若葉さんは第4話で浅野水月役として出演。胸キュンストーリーになってます。
ライトノベルが原作とあって、見た目が派手ですが心温まる話が多い作品となっています。
テレ東の深夜ドラマとあって、視聴率は平均1.2%‥‥。それでもDVD化されているので根強いファンがいるんでしょうね。
問題児を集めたクラスの担任教師が、生徒たちとともに成長していく姿を描く学園ドラマです。
1977年から連載された同名漫画は過去にもドラマ化、アニメ化されており大人気作品の平成版ですね。
若葉さんは心にトラウマを抱えて登校拒否をしている白石直樹役を演じました。
平均視聴率は7.6%、最高視聴率は9.4%と人気はあまり高くはなかったようですが、堀北真希さんや本郷奏多さん、岡田将生さんら豪華なメンバーが出演しています。
生徒諸君!の撮影当時、若葉さんはめちゃくちゃ尖ってたらしく、オーディションで椅子を蹴とばすなど過激な演技をした後に途中で帰ったらしいです。
良く受かりましたよね…笑
そんな若葉さんが不登校の学生役、そのふり幅が恐ろしいですね~。
探偵学校に通う個性的なキャラクターたちが協力して謎を解き明かし、難事件を解決していくミステリードラマです。